『恋愛生活 恋に不器用な女』(真野朋子/幻冬舎/幻冬舎文庫)
自分の名前と似てる人が主人公だから買ってみた。登場人物が多すぎて、なかなか入り込めなかった。
野宮知香(32)・・・・・・映画宣伝会社のキャリアウーマン・独身。
倉田政之(37)・・・・・・まとめ役
西尾修二(29)・・・・・・実家は医者。
遼子(37)・・・・・・・・・・修二の妻。アジア雑貨店店主。皆が大学生の時の行きつけのバーのママだった。
寺田香奈美(32)・・・・二児の母。
進藤みはる(29)・・・・OL。
雪乃(28)・・・・・・・・・・結婚十か月で未亡人に。元々恋愛関係が激しい。男を勘違いさせやすい。
平岡峻(32)・・・・・・・・・・・・CM製作会社代表。
こんな所かな。それぞれの元彼や元カノも出てくるけど、そんなとこ。
季節は書いてないけど、家着が半袖やから、それなりに温かい時期のことかな。
冒頭は、雪乃の夫の通夜の帰り。上の平岡峻以外が登場する。その帰りに知香は彼氏であるバンドマンの悠介のマンションに泊まるが、いくつか違和感を感じる。模様替えしてたり、スリッパがいいものに変わっていたり、普段は置いてないようなクッキーが置いてあり、セックスはいやに情熱的だった。それをかいつまんでみはるに言うと、「どんなバンドにもファンはいる」と断言される。少し不安になるが、仕事も不安定だし収入も不安定な悠介にまさか、と考えてしまう。少し悠介のことを見下している感じがある。ある夜、知香の自宅に平岡峻から電話がかかってくる。たまたま早く帰ってきた知香は、峻からの誘いを受け、ホテルで夕食を共にする。その後、ホテルで一晩を過ごす。しかしその晩悠介が何度も電話していたが、知香は携帯電話の電源を切っていて気付かなかった。しかもその翌日は悠介のライブで、見に行く約束をしていたのだった。
それから一か月ほど経って雪乃のマンションに集まった時、他の人が帰って知香と雪乃の二人だけが残った。その際に雪のから、平岡とまあお骨のあるマンションでセックスしてしまったと告白を受ける。平岡の事も雪乃の事も腹が立ったが、人のことは言えないなと思う。そしてそれからしばらくして、生理が遅れていることに気付く。平岡の子か、悠介の子か・・・・・・。検査薬を使ってみると陰性だった。が、まだ不安は残る。平岡はもし妊娠していたら相談に乗るという。悠介は・・・・・・なんと浮気相手が妊娠5か月だと言う。それは悠介のバンドのファンだった。悠介が帰った後、イライラに任せてケーキを食べていると、生理が始まった感触があった。平岡には妊娠していなかったことを伝えたが、悠介からは連絡もない。今度は知香の部屋に集まって、女だけで宴会をした。
登場人物を整理できないと理解がめんどくさい。その後もシリーズは続くけど、同じ登場人物がぐるぐるするから。それと、季節とか、月日を書いてあったら、「あの時こう考えてたんだ」とかが分かって楽しいのにな、と思った。実は時間はかぶってないのかな。もうちょっと工夫されたら楽しいのにな。でも十分楽しかった。32歳のキャリアウーマンが彼氏を下に見てしまうとか、ちょっとうがった考え方をするところとか。


