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読み返し本棚

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『宇宙の月虹』(さいきなおこ/集英社/コバルト文庫)

麤乱鬼の炎はツイインビルを焼き、大火災へと発展する。炎の中、神楽は飛沫を探して彷徨っていた。突然、マヒルの攻撃を受け、神楽はさらわれそうになる。しかし、須王がそれを阻み、返り討ちにしようと反撃に出る。が、飛沫がその攻撃からマヒルを庇い、逃がす!? ――炎に焼かれ、崩れ落ちるビル。その中から”精奇の城”は姿を現した。しかしその城はマヒルたち”闇の者”に奪われて・・・・・・!

 TWINの歌の中の言霊に対抗できるのは、神楽の声。それを聞き、前世を想い出し動揺する神楽。やはり前世で自分は城を落としていたかもしれない。一人で公園にいると飛沫が現れ、精奇の城へと連れ去られる。マヒルと可南がいない隙に、神楽が逃げ出す。が、飛沫も追いかけてくる。そして須王が風の力で飛んで助けに来る。地上に降りたら降りたで、コンサートを阻止しようとするが、マヒルと可南と戦闘に。葵が深手を負う。が、紫生が暴走して虹色の光が出て、マヒルがびびって逃げる。紫生は精奇の城の城を取り戻そうと行動を開始し、神楽は斎邸へ空水晶を持ちに行く。
# by apple_and_c | 2014-07-04 19:23 | 小説 処分

『精奇の城』(さいきなおこ/集英社/コバルト文庫)

『大至急、戻られたし」というメールを最後に、美園と連絡が取れなくなった。仕方なく、消えた初基をそのままに、神楽たちは東京へ戻る。そして、彼らは”TWIN”の活動再開を知った。――斎低い戻った神楽たちは、”TWIN”の活動を阻止すべるべく話し合う。その最中、強い振動が斎低を襲った。マヒルに解き放たれた”悪鬼”に攻撃を受けたのだ。知られていないはずの、この場所を・・・・・・!

 何故か今まで知らされていない、十の神宝の内の一つ、聖剣が斎家の地下にあるとか。
 TWINのテレビ出演を阻止するためにテレビ局に向かうがそこで待ち受けていたのは「真夏の黙示録」で逃がした鬼女だった。実はこの鬼は元風の神で、それが人間が自然破壊して全然神様を敬わないからって鬼に寝返ってた。で、風の精が風使いの須王よりも元神の鬼女につくから、なかなか勝てない。が、最後風の精が須王に寝返って鬼女倒される。麤乱鬼は葵と戦闘。ツインビルを焼き払わせようとした。
 初基が現れ、鬼封じ達を邪魔し、精奇の城を復活させた。

 精奇の城をどうやって復活させたのかとか、全然説明されてない。ワカラナイね。
# by apple_and_c | 2014-07-04 18:31 | 小説 処分

『未来のうてな(全11巻)』(日渡早紀/白泉社/花とゆめコミックス)

 僕地球を最近読んだので、読み返したくなった。
 作家志望の高校生が恋をして・・・・・・と思いきや、前世が絡んでくる。敵方北一のノイズのこととかが良く分からんと言うか、最後助けるにしたって、「愛とは何か」とか、話が大きくなりすぎて分からん。面白いは面白いんやけど。皆「宿命」を持っていて、それに縛られているとか。
 もっとこう、主人公の健の書いてるRPGの話に絡んでいくのかと思ったら、あんまりだったり。すとんと落ちないというか。ハガレンの最後の方がすとんと落ちたなぁ。
 聖が好き。
# by apple_and_c | 2014-07-04 18:05 | 漫画 処分

『今昔続百鬼―雲』(京極夏彦/講談社\講談社ノベルズ)

河童にかみ殺された男。物忌みの村を徘徊する怪人。絶対負けない賭博師。神隠しに遭う即身仏――はたしてそれは全部妖怪の仕業なのか? 断言するのは全身妖怪研究家・多々良勝五郎大先生!戦後間もなく各地で発生する怪事件に次々巻き込まれる妖怪馬鹿コンビの大冒険。「黒衣の男」も友情出演!

 多々良先生の妖怪解説は、読んだ時は理解していても、それを覚えられない。京極堂もそうやけど、薀蓄が頭に残らない。

「河崖小僧」
 多々良先生と沼上君は、伝説収集の旅で甲府を訪れていた。多々良先生は、目的地までの方角は分かっているが、それを道ではなく最短距離で直線で進もうとするので迷子になりやすい。案の定迷子になってしまい、足を踏み外して沢に転落した。そしてその沢で「カッパか」という人間の悲鳴を聞いたのだ。だから夜だと言うのに沢で河童探しをすることになってしまった。諦めて集落に向かい、その内の大きな農家に一夜の宿を乞うた。するとそこは妖怪好きの老人・村木作左衛門が孫らしき富美という女の子と一緒に住んでいた。この老人が大変な資産家(土地や山を持っている)で、絶縁状態の息子二人がその財産を狙っているとか。しかし村木老人は、血の繋がらない孫娘(親友の孫)を引き取り育てていて、自分の病気の面倒も見てくれた富美に遺産を全部相続させようとしている。土地の権利書等はひとまとめにしてタヌキという名の犬のおなかに括り付けてあった。そしてそれは夜に気づくと失くなっていた。今日の昼まではあったと富美は言う。
 泊めてもらったあくる日、河童騒ぎのあった川で死体が発見される。二人は疑われてしまう。権利書が犬のお腹にくくりつけてある。それを見抜いた村人の一人がそれを盗み出した。それは村人の妻が病気でお金が必要で、しかも村木老人の息子に唆されたからだった。人死にが出たことで息子二人も改心し、また富美が「そんなに欲しいならあげれば」と言ったことで、山を一つずつ息子に生前贈与することにした。そして富美もそんなにお金はいらない――その残りは先生の研究の足しにと言ってくれた。これで村木老人というパトロンの誕生。

「泥田坊」
 長野の山の中で「タ、オ、カ、エ、セ」と叫んでいる人物?のようなものを見た。真っ黒でフラフラと歩いている。村へたどり着くと、どこも物忌みで閉じこもっていて誰も玄関の戸をあけてくれなかった。唯一開けてくれたのは、東京から帰省してきたという、田岡太郎という名の青年だけだった。実家には父が住んでおり、物忌みの最中にお宮で占いをするために出かけたのだと言う。そして翌朝、お宮で田岡父は死んでいた。そして案の定、二人は大いに疑われるのだった。
 新たな容疑者が浮かび上がり、二人は解放された。それはこの村に温泉があると言い出した詐欺師田尾と、詐欺師に騙されていた、村の鼻つまみ者の伊勢だった。しかし・・・・・・先生と沼上君が泥田坊について話していると、田岡氏が「私が父を殺しました」と申し出た。田岡氏は母が亡くなったことを父に告げ、母への謝罪の言葉が聞きたかった。しかし父は取りつく島もなかった。そして柊の葉を取りに山に入った所で口論になり、持っていた切り出しナイフで父の首を刺してしまった。田岡氏は人気のなくなった夜、物忌みで誰も外に出ない夜、死体をお宮に運んでしらばっくれようと思っていた。が、二人が来て夜通し喋っていた為にそれもできなかった。だから、お宮に死体があった時は驚いたのだった。父は山で刺された時に死んでおらず、仮死状態だった。夜中に目覚めお宮に向かい、田尾に温泉を掘るために預けていた印鑑やお金を「田尾、返せ」と叫びながらお宮に向かったのだった。そしてお宮にある鏡で自分を見て、首に何か刺さっていると思い、抜いたら失血死ということだった。

「手の目」
 泥田坊事件で路銀が心許なかったので村木老人に電報を打って、富美ちゃんが助けに来てくれた。で、その帰りに雪で足止めを食らい、旅館に籠っていた。余りにも暇なので花札でもということになり、富美ちゃんが旅館の女将さんに借りに行くと、旅館の主人が神隠しに遭ったと言うことだった。しかしそれを問い詰めても、「女のとこにでもおるんだ。恥だし騒ぐな」と怒ってはいるが心配はしていない模様。余りにも暇なので村の古老の所に話しを聞きに行った。これと言った話もなく、帰り道・・・・・・に自殺をしようとしている人を見つけ、助けるのだった。これが旅館の主人だった。富美ちゃんに古老を呼んできてもらうと、なんとものの15分で村の大方の男が集まったのだった。
 どうやらこの村はある企業が土地を買い取って、保養所を作ろうとしていたらしい。しかしそれは自分たちの村はなくなる。だから断った。が、断ったものの金額的には非常に魅力のある提案だった。そこへ、金が有り余っているという転入者が現れる座頭だった。この座頭、実は賭博が好きなんだとか。そこで村人が数人もうけた。なら、この座頭から賭博で儲けて、村で保養所を作ろうということになった。しかし勝てたのは最初だけ、次からは負け続け借金が500万円になってしまった。で、この二人がそのイカサマを見破ろうということになった。富美ちゃんがけしかけたのだった。
 実はこの座頭は非常に珍しいサイコロを持っていて、全ての面の素材が違っているので、音で何の目が出たかわかるのだった。それを駆使して座頭は勝っていた。しかしそれも先生が部屋の中でどったんばったんと暴れるものだから、音が聞こえなくなりついには沼上君が勝ってしまった。そして座頭はすべてを白状した。
 昔この村では桑を栽培しようとして教えを請おうとある一家を呼んだ。しかしそれが上手く行かなかったので、この一家は村を追われた。両親は死に、娘は体を悪くし、息子は目が見えなくなった。その息子がこの座郎だったのだ。座頭は人を雇って村買収の話を持ち掛け、その後博打で骨抜きにしてやろうと思っていた。だがそれも先生の活躍(?)で暴かれ、村人と仲直りして、一件落着。

「古庫裏婆」
 先生と素泊まりの相部屋の宿へ泊まった。そこで、相部屋になった男と酒を飲む内に潰されてしまい、朝起きるとお金も荷物も何もかもがなくなっていた。取られたのだ。そこでまた村木老人に助けを求め、助けが来る間、困った人を助けるという紫雲院という寺へ行った。粗末だがご飯も出してくれると言う。一応警察に被害届を出しに行くと、そこに里村医師が現れた。どうも紫雲院にあるミイラが最近のものではないかという疑いがあり、里村医師に解剖してもらおうということになったらしい。で実際に解剖してみると本物で80年くらい経っている。だから犯罪ではないという結論に至った。で、もう村木老人からの助けを待つしかない。ところが、この紫雲院こそがミイラを作り色んな所に販売していたのだった。先生と沼上君はその餌食になりかけたが、京極堂が助けてくれた。京極堂は二年前に行方不明になった人の本を買いに来たのだったが、どうも気になるので調べていたらこの紫雲院に行き当たった。そして井戸に落とされた先生と、ぐるぐる巻きにして吊るされている沼上君を見て、紫雲院の親子の話を聞いて警察を呼んでこの親子を追い詰めたのだった。

 多々良先生はあんまり何もしない。ただ「妖怪について考えている」だけ。なのに、周りが勘違いして告白してしまう。面白かった。
# by apple_and_c | 2014-07-04 07:57 | 小説 処分

『本日は大安なり』(辻村深月/角川書店)

一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー、大好きな叔母の結婚にフクザツな心境の男子小学生、誰にも言えない重大な秘密を抱えたまま当日を迎えてしまった新郎。憧れの高級結婚式場で、同日に行われる4つの結婚式。それぞれの思惑と事情が臨界点に達した、そのとき―。世界一幸せな一日を舞台にした、パニック・エンターテインメント長編の大傑作。

 おそらく、雑誌掲載時はそれぞれの話が一本ずつやったんやと思う。それを時系列に並べたから余計に面白くなった。掲載時知らんけど。
 美人双子姉妹は、似過ぎているから新婦と姉が入れ替わった。それを新郎が気づかなければ、結婚は取りやめる。
 ウエディングプランナーは、担当しているクレーマーな新婦・・・・・・。この新婦はプランナー自身が7年前に結婚しようとした時に、新郎に言い寄って婚約を壊した。それを新婦は覚えていない。果たしてプランナーは心から新婦を祝えるか。
 男子小学生は、白雪姫になりたい新婦の叔母を祝えないでいた。それは新郎が職場で「白雪姫に毒を盛る」話を別な女性としていたから。
 重大な秘密を抱えたまま当日を迎えた新郎・・・・・・。結婚して妻がいるが、若い女性と結婚の約束をし、当日を迎えてしまった。何とか阻止しようと、披露宴会場でボヤ騒ぎを起こそうとする。
 全ては本当にボヤが起きたことでどんでん返しを迎える。ボヤはキッチンから起こった。誰ひとり怪我はなく、忘れられない結婚式となったが・・・・・・。
 美人双子姉妹の企みは、元から新郎にばれていた。ボヤ騒ぎで逃げる時、迷いなく参列している姉に新婦である「妹の名前」を呼びかけて手を取り逃げた。
 ウエディングプランナーは、クレームを言われることを覚悟して心底謝るが、軽く許される。
 男子小学生は、「毒を盛る」話がサプライズで毒りんごの中に婚約指輪が隠されていると知る。
 秘密を抱えた新郎は、とある男(妻から頼まれていて)からちゃんと謝るように脅迫のように言われる。
 男子小学生の結婚式に新郎友人として参加しているのが狐塚。秘密を抱えた新郎を脅迫するのは恭司。両方とも過去作品に出てきて、ここでクkロスオーバー。こういうところ好き。
 ちょっと恩田陸の「ドミノ」にも似た感じ。別々の物語が、どうにかラストを迎える。ばたばたとした話やけど、ちゃんと理解できて面白い。
# by apple_and_c | 2014-06-27 14:59 | 図書館
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本が増えすぎたので、読み返して厳選します。


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