花菱一家は、築33年の写真館をマイホームとして購入した。主人公花菱英一の元に訪れる写真をもとに、人々と交流しながら写真の謎を解いていく。家族の秘密も解き明かされる。
「木暮写真館」
プロローグ的話。主人公の英一と親友のテンコ(店子力たなこつとむ)、弟のピカ(光)、特徴的な英一の両親。そして4歳でインフルエンザ脳症で亡くなった風子。
花菱家は両親の夢だったマイホームを購入するが、それは古い写真館っだった。とある女子高生が持ち込んだ心霊写真。木暮写眞館の袋に入ってた写真。喪服の家族?の6人が笑っている横に、泣いた女性の顔だけが浮かび上がっているというもの。最初はこの地域に古くからあり、花菱家もお世話になったST不動産に行く。そこで社長の須藤と事務員のミス垣本に見せると、昨年の9月に家事で亡くなった三人であると分かった。その家はとある宗教に熱心だと言うことも分かった。で、宗教にも乗り込んでいくけれども、真相は分からなかった。近所の人に聞き込みをしたり、須藤社長に手伝ってもらったりしながらなんとか顔だけ映っている人に行きついた。亡くなった三人(夫婦と息子)の内、息子の妻だった人らしい。しかし宗教の信者ではなかったために何度も勧誘され、元々信者でなかった息子も信者になってしまってからは誰も味方がいなくなってしまい、離婚にいたってしまった。それを本人から聞くことができた。
「世界の縁側」
この話では新キャラとしてコゲパンという地黒の女の子が出てくる。
バレー部の先輩の田部、の近所に住んでいるOGの先輩の河合公恵。その先輩の写真が持ち込まれた。↑の一件を噂に聞いた田部先輩が聞いてきたのだ。公恵の両親と田部の4人が写っている写真。そして公恵と両親が4人の後ろ、縁側で一列に並んで泣いているのだ。この写真を撮ったのは公恵の婚約者だった。が、しかしこの写真を撮った数か月後に婚約を解消していたことが分かった。どうにも行き詰まり、河合先輩に会うことにした。すると、婚約したが婚約者の元カノが言い寄ってきて、自殺未遂までしたからそっちへ行ったということだった。それからは連絡もしていないし、会ってもいない。そこで詰んだかと思ったが、また不動産屋さんで以前の住まいと、その次の住まいを聞いた。そして、新たな住まいに行ってみることにした。
足立は、河合の実家の工場を世界に打って出ようと口説いた。元からあった取引先を減らし、さあこれからという所で足立の会社が経営方針が変わってしまった。河合は何も言わず、嘘をついて婚約を解消した。その後足立と河合は和解したようで、足立が撮った公恵と公恵の母(父は故人)が写った写真が送られてきた。
この話ではコゲパンがいじめみたいなのにあってて、それを見返してやろうと英一のことを邪な目で見ていたと。それを電話で泣きながら謝ったり。そういう余談もある。
「カモメの名前」
今度の写真は、須藤社長からもたらされた。フリースクールの誕生日会で撮った写真に、ぬいぐるみのようなものが映り込んでいた。が、そのぬいぐるみが飛んでいるのだった。で結局これはフリースクールに通う男の子のイタズラ?で。この事件を解明する過程で、18歳未満は見れない映画を見る。これはちょっと危険なものだったり、思想が偏っているものということ。で、これにミス垣本についてきてもらう。それからミス垣本のことを英一は気になっていく。
「鉄路の春」